2010年、瀬戸内海を舞台に開催された瀬戸内国際芸術祭にて話題を呼んだ作品「ファスナーの船」が、8月に浜名湖にやってきます。
「ファスナーの船」は、浜松市出身のアーティスト鈴木康広が、2002年に羽田空港から飛び立った飛行機の窓から東京湾を見下ろした時に、
船がつくる海面の軌跡があたかもファスナーで海を開いていくかのように見えたことから想起した作品です。
6年前に東京都の公園にてラジコン型「ファスナーの船」を走らせたところからプロジェクトはスタート。2010年瀬戸内国際芸術祭に向けて、漁船をファスナーの留め具部分に見えるよう改造・装飾。船のオーナー、設計者、さまざまな人びとの協力を得ることで多くの問題をクリアし人が乗船できるかたちで実現しました。
この秋、作者の出身地でもある浜松市美術館にて開催される鈴木康広展と連動し、浜名湖マリーナの協力を得て浜名湖を運航します。かんざんじロープウェイやホテルなど多くの視点から眺められます。
この機会に浜名湖の景色と舘山寺の魅力を再発見する機会となるでしょう。
開催期間: |
2011年8月6日(土)-10月30日(日) |
会場: |
ファントムマリンコダマパルパルマリンゲート窶雕 |
アクセス: |
http://www.fantommarine.com/access/index.html |
運行情報: |
定員|9名 |
運航に関する |
ファントムマリンコダマ |
作品に関する |
浜松市美術館 |
主催: |
浜松市美術館、静岡新聞社・静岡放送 |
ファスナーの船 |
詳細チラシ(PDF) |